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からだバランス調整院では、橋本敬三医師が体系付け、今なお進化と発展をつづける操体および操体法の施術と健康指導を行なっております。
操体法は、単なる療法の枠には収まりきらない大変に奥の深いものです。
他の療法とは違う、その最大の特徴は依頼者本人が「感覚をからだにききわける」そして「ききわけた快適感覚、その気持ちよさにしたがう」という事にあります。
ですから主体は、あくまで依頼者本人であり、施術者が一方的な決め付けでもって施術するわけではない為、危険なことは一切無く、老若男女、妊婦さんでも施術可能となっております。

身心の不調、症状疾患現象には、からだの歪みが必ず関わっています。
からだの歪みが元となり、今生じている様々なからだの不調や症状疾患現象、心とのアンバランスがあるといえるのです。
ですから、原因(からだの歪み)を正さずして、むやみやたらに薬を服用し続けていたり、ツライ部分のみの局所的処置や、自我の欲を満たすだけの慰安をいくら続けていても、限界があると思います。
からだの歪みを正すといっても、イノチを有するからだを、第三者である施術者が 一方的な決め付けでもって矯正する、というよう手法はとりません。
からだの歪みは、その人の生き方の現われでもあり、間違った生活習慣から生じる肉体的ストレス、精神的ストレスに対処するために、必要あって歪んでいる場合や、ケガで痛めている箇所や病んでいる部分を補う為に動きを制限させるなどしてあえて歪んでいる場合がほとんどだからです。
すから、からだの歪みを単に悪者として扱い、強制的に何とかしようとしても、かえって反発されることが多いのです。

大切なのは、(イノチを有する)そのからだの声に耳を傾けるという事であり、からだがどうしてほしいのか、という要求を感じとることです。操体法の臨床では「動かして診る」という動診を行ないますが、からだのその要求 を感じとり、応じるには「動かして診る」という診たて方が必要であり、理に適った事でもあるのです。
人体は構造があって、イノチを宿して、まぎれもなく動くわけですから、動かしてみて「快(気持ちいい)」なのか、「不快(痛い、つらい)」なのかを、からだにききわけてみる。
もし「不快」であれば、からだが求めていない事、それ以上やってほしくない警告と受け止め、動きを中止する。そして「快」であれば、その気持ちよさをからだとともに十分に味わえば良いのです。
この、からだの要求に応じる事でききわけられる気持ちのよさが、からだのバランス制御に働きかけ、全体の調和を密にして自然良能作用を十分に発揮する事となり、結果的に様々な不調や症状疾患の解消、改善につながるのです。

からだはイノチを有しており、動きも意識的なものだけではありません。意識に上らなくともイノチは躍動し、からだの内部では様々な有り難い働きが成されています。目に見えるカタチや動きだけに捉われていたのでは不十分であり、からだの要求には応えられません。
だから、感覚をききわけるということが重要なのです。そしてこれは、誰でも普段何気なくやっていることでもあります。頭で難しく考えると解らなくなる。
操体の創始者橋本敬三先生は、晩年に「動きよりも感覚が大事、気持ちのよさをききわければ良いんだ、気持ちのよさで治るんだからな」という言葉を残しておりますが、まさにそのとおりなのです。「イノチは快にしたがう」というバランス感覚が誰にでも備わっているし、また、そうでなければ生きてはいられないのです。

おのずと操体法も、より質の高い快適感覚(気持ちのよさ)を分析するように進化し、近年では橋本敬三先生の遺志を継ぐ高弟、三浦寛先生により、イノチの要求に応えるべく、生命感覚に問いかける「皮膚へのアプローチ」が体系化されております。
生命感覚に問いかける」という段階までになってくると、からだの無意識に直接問いかけることとなり「痛みでどうにも動きがとおせない」という方や、「動きによる快適感覚のききわけが困難」という状況の方にも、対応できるようになりました。ですから、どのような方にも安心して、御来院していただけると思います。

                        からだバランス調整院 
                              友松 誠